はじめに
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全国上下水道エポキシ工事業協会は、建設省、日本下水道事業団の適切なるご指導の下、1989年(平成元年)に発足した任意団体です。
日本の高い品質で上下水道インフラの普及、社会貢献を目的として、上水道・下水道のコンクリート防食に携わる企業が集まり、活動を続けてきました。 その後市場のトレンドは、維持補修・補強へと変化しておりますが、今でも同じ想いで活動を行っております。
今では上水道・下水道の市場で当たり前のように聞く、”エポキシ樹脂を用いた防食工事”を日本に広めたのが当協会です。
現在、我々を取り巻く環境は、当協会発足当時とは異なり、人的資源においては労働人口の減少・高齢化が進む中、インフラの老朽化が進んでおり、待ったなしの状況です。 その事象を的確に把握し、社会資本の長寿命化への対策が当協会の使命でもあります。
具体的には、当協会の事業内容の主軸でもある、JWWA K 143の改訂作業を通して、日本水道協会と協力関係を築き、上水道事業の問題解決に取り組んでおります。また、エポキシ樹脂防食工事を管理する責任者様向けに、プライベートライセンスを発行する業務も行っております。施工品質の確保も当協会の社会的役割です。
下水道分野では、東京工業大学との共同研究で、有機酸による腐食メカニズムを解析し、今後のインフラ保全に役立てていく所存です。 現在、材料メーカー12社、施工業者14社の27社、総力をもって、日本の上水道・下水道を、社会資本を的確に運用できるよう、活動を続けて参ります。